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異世界ってギャル的に危ないんじゃなーい?
[라이트노벨]
작성일시 : 2025. 01. 15 (05:32)
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うっそでしょ!?こんな感じで死ぬなんて、マジありえないんだけどぉ!
渋谷のスクランブル交差点を颯爽と歩いてたあたし、橘(たちばな)ミカ。
JKの中でも超イケてるって評判のギャル。
だけど……人生最悪の瞬間、それは唐突にやってきた。
信号が青になった瞬間、足元に転がってたバナナの皮に思いっきり滑って転倒。
次に目が覚めた時には──
「……ここどこ?」
周りは真っ白。
おしゃれなカフェも、プリクラもない。
てか、なんもないんだけど?
「お目覚めですね、橘ミカさん」
いきなり目の前に現れたのは、なんかすっごい綺麗なお姉さん。
白いドレスをふわっとなびかせて、まるで女神みたいなオーラ出してんの。
「はぁ~ん?アンタが黒幕ってわけぇ?」
「黒幕じゃありませんけど……私はこの世界の神です」
「へぇ~、そうなんだぁ?」
この展開、マンガとかアニメで見たことあるやつだ。
つまり、あたしは死んだってことだよね? んでここは死後の世界ってやつか。
「貴女にはこれから異世界に行っていただき、魔王を倒します」
やっぱりそーゆーやつかー。
「やだって言ったら?」
あたしが軽く肩をすくめながら言うと、女神は困った顔ひとつ見せずににっこり微笑む。
「それは困りますね……ですが、選択肢はありませんよ」
「えぇ~、何それ、超ブラックじゃん。現代のJK、そんな理不尽な働き方には慣れてないんですけどぉ?」
思わずツッコむけど、女神はひるむどころか微笑みの威力をさらに上げてくる。この人、めっちゃ強キャラ感ある。
「報酬を用意しています。それを聞けば、きっと納得していただけると思いますよ」
「報酬?」
「はい。魔王を倒せば、貴女が生き返れるだけでなく、願いをひとつ叶えて差し上げます」
……願いひとつ?
つまり、あたしが死ぬ前に欲しかった、あの新作バッグでも何でも手に入るってこと? いやいや、そんな軽いノリで異世界とか行くのは無理があるでしょ。
「じゃあさぁ、逆に聞くけど、あたしが魔王倒すってどういうプランよ?」
「もちろん考えてありますよ。貴女には特別なスキルを授けますから」
あたしの質問に対して女神はあっさり答える。
そっか、スキルかぁ……やっぱ魔法とか使える系がいいよね!
「どんな能力か、教えてくれてもよくなぁい?」
「ダメですよ。それではサプライズにならないでしょう」
「まぁそうだけどぉ……」
「それに、私の口から教えてしまっては面白くありません。お楽しみは後に取っておくものですよ?」
「へーい、りょーかいでーす」
ま、異世界だし、どうせチート級の能力もらえるだろうし、そこまで不安要素はないっしょ。
「では、魔王を倒す旅に出る準備をしましょうか」
「はーい、よろしくお願いしまーす」
というわけで、あたしは旅の準備をすることになったわけ。


